スピリチュアルと宇宙

 神という概念が胡散臭い感じを与えてしまうかもしれないので、少し言い方を変えて、宇宙の法則と呼んでみます。神も宇宙も同根であると考えれば、人間が神に近づきたがる心理も、少しは理解できるのかもしれません。簡単に言えば、神とは一種の擬人化であり、神に近づくのは、この宇宙の法則に近づくことに他なりません。宇宙の法則は万物の法則であり、全てを貫いています。例えば我々は科学の成果として、様々な自然法則を知っています。引力が存在し、重力があることを知っているのです。しかしその法則の発生機序、つまり法則を働かせる根本エネルギーの存在を想定しない限り、科学的な説明も空疎なものになってしまいます。確かに神は目に見えるものではないのですが、自然現象一つとっても、その背後にあるはずのエネルギーが想起されます。こうした想起こそ、我々人間が神に近づこうとしている証左であり、その想起が巡ることで、自分の内部にも神の似姿を発見できるのです。

 では何故人間の魂は神の似姿とされるのでしょうか。そもそも人間の創造は、最終的に神に還ることを前提とした事象であり、スピリチュアルの世界を学ぶようになると、それが理解できるのです。もちろん原罪のカルマを解消するべく、浄める行動を伴って、神に近づこうとします。カルマとは、因果を指し、人は報いを受けるようにできています。輪廻転生にも従わなければならず、魂は不滅のまま、新しい肉体を得て生まれ変わります。輪廻転生が繰り返されれば、最終的にはカルマが解消され、神と一体化するのです。

 スピリチュアルの世界では、運命、宿命といった概念も登場します。これらもまた、宇宙の法則と関わっています。個々人の人生を支配するのは神であり、宇宙の法則です。宇宙の法則はカルマを解消させるべく、人間を動かすことになるので、その結果が運命、宿命だと考えられるのです。

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