プロと9年周期

 プロになるためには、血の滲むようなトレーニングが欠かせません。運よくトレーニングの成果が表れ、お金を受け取るようになれば、晴れてプロと見做されるわけですが、それまでの経緯を踏まえると、プロとは、単に「そのスキルで収入を得ている人」だと定義するよりも、「トレーニングを長年怠らなかった人」だと捉えた方が、より適切なのかもしれません。スピリチュアルの世界では9年周期で人生を区切りますが、トレーニング期間もまた、9年周期を基軸として分析することが出来ます。「1」に始まり、「9」年後にプロとして完成すると考えられるわけですが、人によっては9年では大成しないこともあります。その場合はまた周期が振り出しに戻り、「1」からスタートするのですが、既に9年間頑張り続けた人であれば、事実上のプロと見做しても構わないでしょう。
 プロとは対照的に、アマはその道の愛好家ではありますが、決してトレーニングを欠かさず続けられるだけの根性を持ち合わせてはいません。プロとの違いは正にそこにあります。暇な時間ができれば、その時間帯に集中して訓練することもあるでしょうが、それを毎日続けられるアマは稀有な存在でしょう。人間は精神的に貧弱な生き物ですから、どれほど好きな事でも、練習から逃げ出したくなるものです。そこで歯を食いしばり、続けられる人こそ、プロと呼ばれるに相応しい人物だと考えられます。
周囲の人がプロの日常生活を観察すると驚くことがあります。それは、毎日の訓練のルーティーンが、非常に流麗であるということです。辛い練習も淡々とこなし、弱音を吐かずに何年もその生活を続けるのが彼らです。元々それを趣味にしている人ならできそうだと思われるかもしれません。しかしその考えは非常に甘いと私は考えます。

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