部屋と空白

自分の部屋は、当然ながら自分が選んだ物で成り立っています。自分の生活する空間に、美しいと感じるものはあるでしょうか。調和が取れていると自分で感じることができているでしょうか。部屋の内装を見て自分が幸せを感じることができない場合には、自分の内面に対しても同じことが起こっていると言えます。例えば、自分の部屋は物が多いと感じていたとします。必要ない物が多い場合には、思い出の品やほとんど使っていない家具や小物で埋まっている可能性が高いでしょう。その場合、自分の内面も「古い物を手放せない」と言えます。これは例えば古い原理や習慣、原則などにとらわれて、考え方が古いまま凝り固まっている状態です。もし自分が新しい物を受け取りたいと感じたのであれば、古い物を処分して、新しい物を受け取ることのできるスペースを確保しなければなりません。これは空白の法則とも呼ばれているそうです。要らない物をため込み続けていれば、やがてスペースはなくなってしまいます。要らない物からほこりを払い、綺麗な状態にしておくのは、自分の時間やエネルギーの無駄と言えるでしょう。場合によっては時間やエネルギーだけではなく、お金が発生していることもあります。それらの無駄に使っている分を他に向けることで、生活は一段と豊かになるでしょう。物をため込むということは、心の中にも多くをため込んでいることを表しています。場合によっては、記憶の面にも問題が生じてくることがあるそうです。年老いた人は、二十年以上前のことははっきり覚えているのに、近い過去の記憶は覚えていないということも多いそうです。無駄なエネルギーを使って記憶を混乱させないよう、常に何が必要かを意識しておく必要があるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です